スーパー銭湯制覇の旅 ＃２ 多摩境天然温泉 森乃彩『2ヶ月前にリニューアルオープン！まるで老舗温泉旅館のような装い、大自然の中のととのいスペース』
こんにちわ。
私は八王子、多摩エリアの全てのスーパー銭湯を制覇しようと考えている暇人です。
先日多摩境駅から徒歩22分、2ヶ月前「いこいの湯」から名前を変えてリニューアルオープンした
「多摩境天然温泉 森乃彩」を訪れた。
入口かっけぇ
まるで温泉旅館のような外観
建物の奥には森のようなものが見える
自然の中の露天風呂ほど気持ちの良いものはない
期待が高まる
入館
大人平日780円 平均的な値段だな
料金は後払い制
入館する際靴を靴箱に入れるが、そのカギについているICチップ的なもので館内では買い物をする
前回の記事でも書いたが、私はこのICチップでなんでも買えるシステムが大好きだ。
(前回の記事）
八王子・多摩エリア、スーパー銭湯制覇の旅 ＃１国立温泉 湯楽の里 『未知の設備・水琴窟で最高に整った』 - 暇人のスーパー銭湯巡り
全てを手にしたような全能感、そしてなにより小銭を取り出すあの面倒な作業がなくなるのが素晴らしい
先ほど外観は温泉旅館のようだと書いたが館内に入ってもその印象は変わらず。
畳や竹、瓦屋根といった和を強く意識した意匠がこらしてある。
わずか780円で温泉旅館に来た気分が味わえると考えたら最高だろう。
テンション上がってきた。
「多摩境天然温泉 森乃彩」は2階建てだ
1階、入館してすぐ目の前には食事処がある
メニューはかなり豊富
記憶が確かならば稲田堤にある「稲城天然温泉 季乃彩」の食事処とほとんど同じメニュー
おそらく名前からしてもこの2つは系列の施設なのだろう
2階には休憩スペースに売店そしてゲームコーナーがありかなり充実したラインナップ
何より驚きなのがなんとここ森乃彩、休憩スペースが３つもあるのだ
まず一つ目は「らくらくの間」
これはどこのスーパー銭湯にもよくある一般的な休憩スペースと思っていただいて結構だ
リクライニングシートがたくさん並んでおり、漫画もかなりたくさん置いてある
二つ目は「ぽかぽかの間」
大きなテレビが一つ設置してありYogibo的なビーズクッションがたくさん置いてある。
ぽかぽかというだけあって中はなんだかぽかぽか温かい
床暖房が敷いてあるのだろうか
そして3つ目は一階、先ほど紹介した食事処の中にある「ゆったりラウンジ」だ
食事処の中にあるため気付きにくい
食事を頼まなければ入ってはいけないように見えるが別に食事を注文しなくても普通に入って行っていいようだ
三種三様の休憩スペース
“整い”後のあの体がポカポカしてなんとも言えない心地よさに包まれているあの時間
どこで過ごすかはその日の気分次第だ
売店ではジュースのほかにソフトクリームやかき氷が売っている
ソフトクリームはお風呂から上がったあと体が欲するものランキングで個人的にはコーヒー牛乳の次くらいにランクインするのだが夏だったらかき氷も悪くないかもしれない
そして最後はゲームコーナーだ
風呂上がりに友達と盛り上がるホッケー
大して欲しくもないのについつい熱中してしまうクレーンゲーム
誰がやるんだと思っていたら意外と年寄りがやってるスロット
果たしてどんなゲームが私を待っているのだろうか
え？
え？
そこには信じられないくらい狭い部屋に見たことないゲームの巨大な筐体
そしてその横に見たことないくらい小さいクレーンゲーム
なんだこれは
疑問が多すぎる
このクソ小さい部屋は何だ
そもそも何の用途で存在しているんだこの部屋(マジで小さい、たぶん3畳くらい)
そしてこの謎のゲームは何だ
めちゃくちゃ格ゲーみたいな見た目して画面には無数のパズルの文字
一ミリもやりたいという気持ちをそそられない
そしてその横に申し訳程度に置いてあるクソ小さいクレーンゲーム
なんだこれ
ゲームコーナーとデカデカと書いておいていざ行ったらこれ
五歳児なら泣く
たぶんこれなら無いほうがましだと思うのは私だけでしょうか
とりあえず次ここに来ることがあったらこのゲームやってみようと思います。
さ、施設紹介はこれくらいにしてそろそろ温泉とサウナのレビューに行きましょう
浴場にいざ突入
第一印象、ごちゃごちゃ
というのもかなりたくさんの種類の湯船が狭い範囲にギュッと詰まっている
変わり湯、炭酸泉、ジェットバス、寝湯etc…
それらが洗い場の横に並んでいる
なるほど
色んな種類の湯船につかりたいという方にはピッタリかもしれない
そして床が石畳のような材質なのだがこれが結構滑る
滑って転ばないか常にヒヤヒヤしていた
皆さんも滑らないように気を付けてほしい
体を洗って変わり湯に浸かる
他の銭湯でいう白湯にあたる一番プレーンなお風呂がここではこれだろう
今日の変わり湯はジャスミン
なかなかいい匂い
温度は42度と表示されていたが窓が開いていたのもあって少しぬるかった
もう少しあったかければ個人的には最高の湯加減だったな…少し残念だ
続いてはサウナだ
ドライサウナと塩サウナの二つ
迷わずドライサウナを選択
入口に置いてあるサウナマットをもって突入
ふむ…結構ぬるいな
温度計を見ると90度に満たない88度ほど
個人的に好きな温度は90度以上なので少し残念
12分しっかり入って水風呂へ
冷水風呂と書いてあるが水温は16度
普通だな
ある程度浸かって休憩へ
ここで問題発生
私の“整い”のルーティーンはこうだ
サウナ→水風呂→浴場内で休憩→【サウナ→水風呂→外気浴】→以下日によって【】を繰り返す
つまりいきなり最初から外には行かず、最初は中で休憩するのが私のルーティーンなのだ
しかしここ森乃彩
浴場内に椅子がないではないか
一応サウナの横の湯船のふちに腰をかけられるところはあったが、いかんせん後ろが壁ではなく湯船
背中を預けるどころか軽くもたれかかることすら許されない
整う時、それが椅子に座ってようが、寝っ転がっていようが、多くの人は完全に脱力し背中をどこかに預けているものだと思う
しかしこの浴場内ではそれをすることができないのだ
なんてこったい…
しょうがない今日はルーティーンを崩して初手から外気浴だ
露天風呂のマップに目をやるとそこには気になる文字が
ととのいスペース
なるスペースがどうやらあるようだ
なになに？
面白そうではないか
ではそこに行ってみよう
そこには木で出来た寝転べるスペースがあった
畳や石で出来ているところは来たことがあったが木は初めてだな
早速横になってみる
なんだろう、木ってなんか体になじむ感じがある
そして上を見上げるとほのかに色づいた紅葉
何を隠そうこの露天風呂、周りを木々に囲まれている
まるで森の中に裸で寝転がっているかのように錯覚してしまいそうだ
心地よい
上も下も木に囲まれて、目を閉じる
自然っていいなあ
ある程度休憩したら2週目のサウナへ
15分入って水風呂、そして再度ととのいスペースへ
やっぱり自然豊かなのはいいですね
私は緑が多い露天風呂が大好きだ
こればっかりは都会のビル銭湯では味わえない
露天風呂にはあつ湯とぬる湯、くつろぎ湯がある
ぬる湯とくつろぎ湯はかなりぬるめ、ず～と浸かってられる
あつ湯、これは真逆、かなり熱い
水風呂と同じで入ってしばらくしたらそこまで感じなくなるが、それでも長くは浸かっていられない
できればこの中間の温度の湯が一つ欲しかった
そしてこの露天風呂かなり広いのだが空きスペースには全てベンチ、そしていくつかの椅子が一台ずつまばらに置いてある
私的には全部の空きスペースにベンチではなく、一部は寝っ転がれる椅子、一部は普通の椅子みたいにもっとバリエーションを豊かにしてほしい
その日の気分によって整うパートナーを変えれるというのも面白い
そして椅子も一台ずつではなく出来れば複数個まとめておいてほしい
サウナーの友人と一緒に整いに来た人もそのほうが嬉しいはずだ
とまぁ個人的な要望をつらつらと書いてしまったが、自然豊かな露天風呂・豊富な休憩スペース、入浴施設としては大変満足のいく充実度だ
皆様是非一度、多摩境まで小旅行気分を味わいに「森乃彩」訪れてみてはいかがだろうか
長くなりましたが以上が「多摩境天然温泉 森乃彩」のレビューでした。
少しでも雰囲気が伝われば幸いです。
ではまた次のレビューでお会いしましょう。
さよなら
